目次
はじめに
看護学生のみなさんは、『学校を卒業したら大きな病院に勤めてたくさん経験をしなさい』なんて言われたことありませんか?
今回はそれに逆らい、学校卒業1年目でクリニックに勤めた私のことについて書かせていただきます。
⚠️あくまで私の体験ですので皆さんに当てはまるとは限りません⚠️
私の一日
7:15 起床 7:30 朝食、準備
8:00 出勤
8:15 到着(8:30までに病院に到着すればOK)
8:30 病院の掃除、業務の準備
9:00 日勤開始
13:00 休憩、食事、病院で仮眠(休憩2時間)
15:00 午後の勤務開始
18:30 勤務終了
18:45 帰宅
日によって若干の差はありますが、大体このようなタイムスケジュールになります。
え?日勤前の情報収集は?残業は?
ありません!
これにはクリニックならではの理由があります。
クリニックは大病院と比べると入院患者さんが少なくなります。
私の勤めている病院は約20床しかベッドがありません。
そのため最大まで入院しても約20人しか見ることはありません。
ということは?
情報収集は業務時間内で間に合うし、残業をするまでの仕事量もないのです。
普段の生活に余裕も生まれ朝急ぐこともありませんし、遅くなって帰ることもありません。
また、患者さんが少ない為に一人の患者さんと密に関われます。
そして急かされることもなく自分のペースで仕事ができます。
てことは、給料が低いんじゃないの?
給料は大病院とほぼ変わりません。
事実私も手取りで約23万円ほどいただいています。
2年目の看護師としては十分な金額ですよね?
じゃあ、人間関係は?
病院の規模が小さい為、必然的に職員の人数も少なくなります。
その為、上司とも気軽に話せる近い距離感で仕事をこなすことができます。
(ここは好みが分かれると思いますが、私は近い関係での業務にストレスはありません)
メリットをまとめると
・勤務前の情報収集がない。
・時間に余裕ができる。
・患者さんが少ないため自分のペースで丁寧に仕事ができる。
・忙しい大病院と比べても給料は変わらない。
・職員全体が近い距離感で仕事ができる。
じゃあ、学校を卒業したらクリニックに就職するのがいいの?
一概にそうとも言い切れないんです。
実はクリニックには二つの大きなデメリットがあります。
クリニックのデメリットって?
1つ目:就職の難しさ
クリニックは即戦力を求めています。
看護学校を卒業したばかりのあなたは採血もできず、右も左も分からない状態でしょう。
クリニックでは教育体制が整っていないこともあり、ステップアップが難しくなります。
そんななか就職するのは難しいと言えるでしょう。
即戦力を採用する為に、求人票に経験年数3年以上などと条件を出しているところも多く見受けられます。
二つ目:同年代の看護師と比べ経験や知識が浅くなりやすい
大病院と比べてクリニックは、教育体制が整っていない、重症例を見る機会が極端に少ないと言えるでしょう。
なぜなら、1つ目でも述べたように即戦力が前提であったり、重症の方は大病院に送られるからです。
しかし、2つ目のデメリットはある程度努力で補うことができます。
日々学習を積み重ねて行ったり、たまに来る重症例の方に付かせていただいたりと自分で改善できる部分ではあります。
大病院での同期までとは行かずとも、ある程度の知識、技術は身につけることができます。
また、クリニックでは採血など就職してすぐ実施させていただくことができるところも多く、その点に関しては同期よりも高い技術を培っていくことができます。
デメリットをまとめると
・クリニックは即戦力を求めている為就職が難しい。
・教育体制が整っていないところが多く同期と比べて知識・技術に差がつきやすい。(一部例外あり)
まとめ
以上が私が感じたクリニックのメリットとデメリットです。
人によって感じ方は違いますし、クリニックや病院によっても違いはあると思います。
また、この記事には私の主観が多く含まれています。
なので、あくまであなたが病院を選ぶ参考程度になればと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問等ありましたら、コメントにてお願いします。
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