最短で看護師になれる方法は高校卒業後、看護師専門学校3年行って21歳から看護師と思っている方は多いですが実は看護師になる最短は20歳から看護師になることができます。
今回は、あんまり知られていない看護学科5年一貫コースの実態を紹介していこうと
思います!
5年一貫の5年間のざっくり流れ
5年一貫の看護学校では、看護師資格取得まで最も早く、最短20歳で国家試験を受験することができます。
5年一貫制の詳細は、最初の3年は普通教科と看護に関する
基礎科目を学び、その後2年間は看護の専門科目(看護に関することをより専門的に)学びます。

また、最初の3年間の課程を修了することで、高等学校卒業の資格がもらえます。
最初の3年間は、高校の普通科目も一緒に行います。
具体的に基礎学年(3年間)と専門学年(2年間)で分けて説明して
行こうと思います!
基礎学年(3年間)について
基礎学年の3年間に関しては、高校と普通科と看護学科が合わさったと思ってもらって大丈夫です。普通科目の授業では、英語や数学などほんと一般的な授業や定期テストがありました。
看護分野の科目では、授業、実技が学内ではありました。学外の授業となると実習ですね。
看護分野で授業に対して、定期テストは一般科目と同様にありました。
実習について
基礎学年の時から看護実習はあります。基礎学年は3年ですが施設によると思いますが、4〜5回あります。
基礎学年1年目:老人施設実習
基礎学年2年目:病院実習
基礎学年3年目:保育園実習、老人施設実習、病院実習
僕の卒業した学校では、この過程で基礎学年の実習はやっていました。実習場所については、生徒の住んでいる場所を加味して家から近い実習受け入れ施設・病院に行くことになります。
専門科目(2年間)について
専門科目については、基礎学年とは違い9割看護分野に特化した内容の授業になります。
専門学年1年目は、ほとんど座学です。専門科目になりたての1年目は、看護知識をいやと言うほどたたき込まれます。外部からは、実習施設からDr.が講師となり授業をしてくれます。
大学の教授も学校に来て講義していました。外部研修では、ホルマリンにつけられた臓器や人体などを大学病院に行き見せていただいたりしました。
教科自体も増え全部専門教科のため定期テストの欠点基準も60点なので5年間のなかで1番勉強します。
実習について
基礎学年とは違い、専門学生2年目は半年間の各論実習があります。各論実習とは、各分野に別れて各施設・病院に実習に行きます。
精神・在宅・小児・母性・成人・老年・保健所など
合計で約半年の実習になります。半年間ずっと実習が続くわけではなく、学校で勉強する週もありますが基本的には実習に行っていると言う感じです。半年間の実習では、提出物も少なくゆったりできる実習もありますがほんとに寝れる時間が少なく毎日睡眠不足を感じながら行く実習もあります。
5年一貫の国家試験勉強について
国家試験の勉強は人によりますが、僕は専門科目2年目の実習が終わった10月ごろからスタートしました。看護師国家試験の期日は毎年2月の中旬に試験があるので、実習終わってからの勉強でも問題なくできたと思っています。基礎学力がある人は、年末ごろからしていましたが僕は成績がよくなかったので実習終わってすぐに開始しました。
5年一貫で看護師なることのメリット・デメリット
メリット
・最短で看護師になれる
看護師としていち早く社会にでて働くことができます。同世代の人よりも1〜2年ほど先に看護師としてんお臨床経験を積むことができます。
・国家試験取得で、審査など通りやすい
国家試験を取得していることでのメリットです。銀行や車のローンなど各種審査通りやすいです。
・看護職なら職探しに困らない
1年目の看護師であれば基本的に看護師としての職探しに困ることはありません。基本的には面接に受かる可能性の方が圧倒的に高いです。
デメリット
・ほんとに看護師?と疑われる
これは5年一貫の看護学校があることを知らない人が多いのでたまに看護師かどうか疑いをかけられます。
・病院内の看護師の給料の一番下に格付けとなる
当然のことながら、就職した病院内の看護師の給料の位置付けの中で1番下となります。例えば同じ世代の大学卒業の看護師と比べたときにやはり大卒の同世代よりは少なくなります。
まとめ
個人的には、5年一貫の看護学校はおすすめですね。看護師として働きたいと思わなくても免許を持っていることで保険があると思います。