患者さんに説明する時、なんとなく説明しているけどうまいこと説明できないどうしたら説明がうまくなりたい。。。
看護師は患者さんや患者さんの家族に対して説明する場面は、とても多い職業でもあります。例えば
これから行う検査内容の流れについてを説明する時
今後の段取り(入院、退院、手術など)の説明が必要になる時
病院によっては病状の説明 など
患者さんに説明して理解してもらうのも看護師の仕事です。
しかし、説明しているけど理解されないという看護師の方、特に新人看護師の方が多いんじゃないかと思います。僕も実際そうでした。なかなか患者さんに理解してもらえなくて何回も同じ内容を伝えてしまったり怒らせて帰ってしまった患者さんもいました。
今回は、患者さんに説明する能力を向上させた詐欺師の方法を記載していこうと思います。
間違えている説明の仕方
僕も昔実際わかりにくい説明をしている人はいます。わかりにくい説明はこんな感じです
・説明する内容をたんたんと話している(聞いてない)
・話の段取りができていない。
・相手の表情や顔を見て話してない。
・同じ説明を複数回している など
この中で多いのが、『話の段取りができてない』人です。僕自身も今まで話の段取りが悪く同じ内容を繰り返し説明したりしていました。
わかりにくい説明をしているかどうかは自分では気づきにくいので、自分が話す内容を意識するか誰かに説明を聞いて指摘してもらう方が気付きやすいです。
まず参考にするのは先輩の説明を聞く
まず詐欺師のテクニックを知る前に、自分が働いている病院・クリニックの先輩の看護師さんの患者さんへの説明に耳を傾けてください。先輩は患者さんに何百回と説明をしているので、説明能力は高く患者さんにもよく理解されていると思います。
先輩がしている患者さんへの説明の際の、声のトーン、スピード、話の段取り、相手の表情の伺い方、話の聞き方、質問に対しての返答などすみずみまで観察して見てください。きっと参考になります。
詐欺師が使う説明能力を向上される術
『マッキンゼー式』話のポイントを3つに絞る
経営コンサルティング会社の『マッキンゼー&カンパニー』の顧客企業などへのプレゼン資料において『3』という数字がキーナンバーとしてよく知られています。
ポイントは3つあります。ひとつ目は、、 ふたつ目は、、3つ目は、、。
と話す内容を3つのポイントで分ける。『3』つのポイントで分ける理由は、心理学的に、1つ、2つでは『内容が少ない』という印象を与えてしまい説得力が小さくなる。逆に4つ、5つでは『話が長い』という印象を与え聞き手の集中力を裂き真剣に話を聞かなくなる。
『3』という数字が人間にとって最も受けられやすい数字です。
これにより相手に自分の伝えたいことをわかりやすく説明することができます。
『これからやってほしいこと(検査)が3つあります。1つめは、、2つめは、、3つめは、、。』
病院やクリニックで使用する際は、『これからやってほしいこと(検査)が3つあります。1つめは、、2つめは、、3つめは、、。』など自分が伝えたい内容を3つに枠組みを準備させて、埋めていくだけで結構空いてに伝えたい内容を伝えることができます。