看護師国家試験も無事合格できてやっと看護師になれた。
『1年目でこんなに勉強するとかおもってなかった』
『勉強がしんどくて辞めたい!』
そんなことにならないために今回は、新卒1年目の勉強について説明していきます。
看護師の仕事は法律で明確
看護師の仕事は法律で決まっています。
『保健師助産師看護師法』中で『診療の補助』と『療養上の世話』が看護師の仕事として定められています。
つまり、医師が外来で診察、病棟内での処置補助と患者さんが入院生活中の援助(身の回りのお世話)をするということ
です。
看護師は生涯学習の職
みなさんもご存知の通り医療は日々進歩しています!また医療は、法律などに深い結び付きがあるのでいままで勉強していたことが変わっていたりします。
(例)白内障の手術が保険適用になった 等
そのため、看護師は生涯勉強し続ける努力をしなければならない
『人=自分の健康と命』を守るためには『何を勉強すべきか』ではなく『何でも勉強しなければ』という心意気が大切とされています。
しかし、そんなに看護師の勉強したくない給料がいいから看護師を選んだ
そんな人も多いと思います!
1年目の勉強量は、働く場所で決まる!?
看護師や医療関係の知り合いが多いですが、いろんな人の話を聞いていると
1年目の勉強の量は『働く施設・所属部署』で決まることがわかりました。
これからは、各施設に分けて勉強の量を各所属部署毎にランキング形式で説明します。
公立の病院
公立の病院は基本的に、教育体制がいい意味でも悪い意味でも整っています。項目毎に提出物がある配属部署もあるため基本的には多めだなと思っていた方がいいです。
1位 手術部・カテ室(放射線室)
僕自身もともと手術部で働いていましたがやはり病棟の同期に比べてめちゃくちゃ勉強の量が多かったです。
器械の名前を無理矢理にでも覚えていかないと仕事がまずできませんからね。
・手術に使用する物品・器械の
名前と名称を覚える必要がある。
・術式の流れを頭にいれておく。
・先生によって手術の方法が違いがある。
ちなみに僕が勤めていた手術部は、1年間毎月病態関係図を提出しなければいけなかったので
まじでしんどかったです。
2位 ICU(重症度の高い病棟)
ICUなどの重症度の高い病棟では、
呼吸器やルートを常につけていないと生きていけない患者さんや手術直後の患者などが多くいます。
そのため他の一般病棟に比べて
勉強量が多いと聞きます。
・重症度高い患者が多い。
・一般病棟に比べて勉強する分野の範囲が広い。
3位 一般病棟
一般病棟は、勉強している人としていない人で結構差があります。
僕の同期でも、病棟の勉強会など最低限の勉強ラインだけする人、自分で毎日の業務を振り返りわからなかったことを自己学習する人で分かれていました。
・病棟の提出物などは普通。
・自己学習する人もいればしない人もいる。
クリニックなどの小さい病院
クリニックや小さい病院は、大きい病院
に比べて敎育体制があまり整っていないので
完全自己学習のところが多いです。
先輩に聞いたりして深めることとなります。
しなければならない勉強は、
ほとんどないところが多いですが、
勉強しないと自分自身が困ることが
多いです。
先輩によっても変わる場合も
施設別に勉強の量ランキングを説明しましたが、実際先輩によっても違う場合があります。
プリセプターによっては
『勉強したことを提出してきて』と言われる可能性もあります。
またプリセプターだけでなく一緒に処置についた先輩、部屋もちが同じになった先輩からも言われることもあります。
ちなみに国家試験の項目で一番臨床で役に立つ分野
解剖生理です。
なぜ解剖生理が大切なの?
解剖整理は全ての基本だからです!
おそらく看護学生時代に最初に学習したのが解剖生理だったと思います。
いくら疾患を学習したところで、
基礎の基礎である解剖生理が
理解できていなければ十分に
疾患を理解することができません。
私の周りの看護師ももっと学生時代に
解剖生理を勉強しておけばよかった。。。
と言っていました。笑
解剖生理は学生時代に勉強してるから大丈夫と思っているそこのあなた!
学生時代の解剖生理は国家試験に
対応するために、広く解剖生理を
学習しています。
そのため入職後に配属された科によって、
必要な学習を深めていく必要があります。
例えば、皮膚科配属なのに
骨格の学習を深めても仕方がないですよね?
⇨学習しているに越したことはありません。
まとめ
働く場所で、勉強は結構変わりますが
先ほど述べたように看護師は
『生涯学習』の職業です。
それでも最低限度の勉強で乗り切ろうとするのはわかりますが。。
1年目は腹を括って勉強するぞ!
という思いの方がいいかもしれません。
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