
『循環器とか呼吸器の分野が苦手だな』
『出題傾向が少ない問題どうしよう』
と悩んでいる人が多いと思います。
今回は、国家試験の苦手な分野・
出題傾向が少ない分野について
どうすればいいか説明していきます。
このサイトでは看護師国家試験に挑戦する
全ての人を応援しています。

国家試験のシステム
まず国家試験は、明確なシステムがあります
これまでの過去問の傾向や、問題の制度など
です。
具体的には、
過去に出題された、良いとされる問題が
繰り返し出題されています!
これを『プール制』と言います。
(下の画像がプール制度の画像です。)

具体的なシステム・内容が知りたい方は
問題の種類によって違う
早速結論から言いますが、
看護師国家試験には
必修問題・一般問題・状況設定問題の
三種類で構成されているのは周知の
事実だと思います。
看護師国試の問題の種類
種類 | 必修問題 | 一般問題 | 状況設定問題 |
内容 | 基礎的な問題で、合格には80%以上の正答率(40点以上)が必須となる。 | 出題基準に定められた11科目について、一問一答式で出題される。知識を問う問題に加え、短文の事例問題も問う。 | 出題基準に定められた7科目について、現場で直面しうる状況を設定し、それに対する理解力・判断力を問う。 |
配点 | 1問1点 | 1問1点 | 1問2点 |
出題数 | 50問 | 130問 | 60問 (1状況につき基本3問※) |
実は項目毎に捨てるべきかそうでないかが
分かれています。
必修問題の場合
必修問題では、
苦手な問題だからといって
捨てることはできません。
必修問題は
50問の中で40問以上正解する必要がある
からです。
しかし、必修問題は
例年ほぼ同じような問題が出題されます。(この方式をプール制と呼びます)
そのため、捨てる必要がありません。
必修問題で毎回のように出されている問題には苦手意識を持たず挑んでください。
必修で苦手な項目が多い場合は、
対策として、
過去問を何度も解く意外にありません。
一般・状況問題は、取れているけど必修をたまにおとしまう方
一般問題の場合
一般問題に限り、成人看護学以外の
苦手な分野は捨てるべきです。
※ほんとに覚えられない人のみです。頑張れる人は、苦手な分野を克服にしてください。
まずは論より証拠です
下の表を見てください。
第108回看護師国家試験の科目別出題数
(一般問題/状況設定問題)
科目 | 問題数(一般問題) | 問題数(状況設定問題) |
人体の構造と機能 | 14問 | ― |
疾病の成り立ちと回復の促進 | 10問 | ― |
健康支援と社会保障制度 | 19問 | ― |
基礎看護学 | 17問 | ― |
成人看護学 | 28問 | 5問 |
老年看護学 | 14問 | 3問 |
小児看護学 | 11問 | 3問 |
母性看護学 | 4問 | 4問 |
精神看護学 | 5問 | 3問 |
在宅看護論 | 4問 | 2問 |
看護の統合と実践 | 4問 | 2問 |
合計 (一般問題/状況設定問題) | 130問 | 22問 |
これは第108回の配点ですが、
圧倒的に成人看護学の配点が多いです。
成人看護学と言っても幅が広いです。
特に循環器と呼吸器はどの解説本を読んでも
多く解説されています。
成人看護学が苦手人でも、
せめて循環器と呼吸器は克服するように必ず
しておいた方が良いです。

状況設定問題の場合

状況設定問題は、必ず
苦手な分野は克服してください。
理由は、1問2点だからです。
一般問題2問分の価値が、
状況設定問題にはあります。その分問題の数自体は少なくなってますが。
状況設定を制する者国家試験を制する
と思っております。
1問ぐらいと気を抜かず、
頑張って解いていきましょう。
大事なのは
落とさないようにすること
苦手な分野を落とすかどうかを
解説していきました。
しかし一番大事なのは、
解ける問題を確実に落とさないよう
にすること。
わからない問題はもはや仕方ないんです。
あとから見直した時に、
『わかってたのに落とした。』
『少し考えればわかっていた』など
解けていた問題を落とすほうが怖いです。
最後に
もちろん全範囲を完璧に学べることがベストなんですが、どうしても苦手な範囲は勇気を持って捨てることもありだと思います。
皆さんが無事国家試験に合格できることを祈っています。
質問・意見等ありましたらコメントにてお願いします。
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それでは今日も一日お疲れ様でした。